第１０回：小田急百貨店新宿店地下２階『東信水産』 (東京デリカレポート)

小田急百貨店新宿店の地下二階にある『東信水産』でお刺身と丼をテイクアウトしました。
『東信水産』はデパートやスーパー等で生鮮魚介類を販売しているお魚屋さんです。
広い売り場には、新鮮なお魚やお刺身、そして寿司までもが豊富に揃っています。普段あまり目にしないような魚介類や、その日あがった珍しい魚などが目を引きます。鮮魚を調理してくれるコーナーがあるので、店員さんに相談しながら調理法を教えてもらう事も出来ます。１匹丸ごとの魚も、希望すればちゃんと捌いてくれるので安心。魚料理のレパートリーも増えそうで心強いサービスですね。

購入したのは【さしみ六品盛合わせ】（1,280円）と【北海丼】（680円）の二品です。

【さしみ六品盛合わせ】は、平目・本まぐろ中トロ・しめさば・サーモン・紋甲イカ・甘エビという豪華な六品の盛り合わせ。陶磁器のような高級感のある容器が、刺身の美しさをより引き立てていますね。見るからに新鮮そうなネタばかりですが、食べてみてまた感動！　どのネタも申し分なく、本当に美味しい物ばかりでした。
透けるような平目の刺身は、ぷりぷりした歯応えが新鮮そのもの。本まぐろの中トロは、口当たりのよい柔らかさで、口の中でとろける脂身が絶品でした。綺麗な青緑色に艶めいたシメサバは、身がよくしまっていてその新鮮さが伺えます。サーモンは肉厚でくさみがなく、まろやかな味わい。紋甲イカの歯切れの良いコリコリした食感にもびっくりしました。そして美しいピンク色の甘エビは、尻尾の中身までスポッと抜ける、身離れの良さに驚きます。本当に甘味のある美味しいエビでした。
これだけすべてのネタが鮮度が高く美味しいもの揃いの刺身盛り合わせは、なかなかお目にかかれないと思いました♪

【北海丼】は色とりどりの北海の幸がふんだんに乗せられた、目でも楽しめる丼です。
いくら・甘エビ・ホタテ・サーモン・イカ・ズワイガニに卵焼き入りと充実の内容。木目調で軽く、片手で持ちやすい小振りな丼容器ですが、想像以上に深さがあり、酢飯もたっぷりと入っています。このボリュームと内容でこのお値段は、断然リーズナブルだと思いました。
はじめネタが重なっているので見えなかったのですが、箸で取ってみると、１つ１つのネタの大きさに驚かされます。開いてあるホタテは、10cmくらいあるんじゃないかというくらい！
いくらはとても綺麗な大粒で、ねっとりとしていて酢飯との相性も抜群。サーモンもイカも、大きく分厚めに切れ身にされていて、満足の食べ応え。よく、ほぐしたカニの身が少しだけしか乗っていない寂しい海鮮丼を見かけますが、このズワイカニは肉厚で、ぷりっとした身がど～んと乗っていて嬉しくなります。一口食べただけで、カニの風味が口中に広がりました。
ボリュームはありますが、酢飯は酢がよく利いてさっぱりと食べやすく、あっという間に完食しちゃいました。この季節には、また是非食べたいメニューですね。